IT業界、プログラマーといえどプログラミングが出来るだけではなかなか稼ぐのは難しいです。
プログラミングだけで稼ぐのは難しい
IT業界、プログラマーと聞けばとりあえずプログラミングだけできれば稼げる。
プログラミング能力が上がればお給料が上がる、そう思っていませんか。
残念ながらその可能性は低いです。
ベンチャー企業や自社サービスを主軸にエンジニアを大事にしているような会社は例外かもしれませんが、おそらくそのような会社はごく少数です。
特にプログラミング初心者、未経験者が入社出来るであろうSIer業界ほぼプログラミング能力は評価されません。
残念ながらこれが現実です。
ではどのように稼ぎ、お給料を上げていけばいいのでしょうか。
プログラマーの年収の上げ方
一般の会社と同じで管理職、マネージャー職を目指しましょう。
残念ながらプログラミング能力は必要最低限での評価軸でしかありません。
もちろん全くプログラミングが出来なければさすがに評価されづらい可能性もありますが、ある程度で十分です。
大事なのはコミュケーション能力（笑）です。
笑っていますが、笑っている場合ではありません。本当に「コミュケーション能力」が大事です。
日本のIT企業（主にSIer）はシステム会社であり、エンジニア、プログラマーが大半を占める会社であるわけですが、技術力を評価する会社はあまり無いと考えた方がよいでしょう。
どちらかというと、営業力、コミュケーション能力、折れない心、ガッツ。
ここら辺が重要です。
プログラミング能力、技術力を評価してくれる会社であるかどうか、きちんと見極めましょう。
あなたの上司は技術についての話は通じますか？
技術に興味がありますか？
適切な技術指導が行われていますか？
上司（評価者）が技術について分かってもいなければ、興味もない人であった場合は残念ながらあなたの技術力は評価されません（評価できません）。
あなたの上司が技術についてまともな理解力が無い場合、いくらプログラミング能力、技術力を上げてもほぼ無意味です。
それよりは後輩に指導している風に見せたり、困っている人を残業してでも助けましょう。
おそらくその上司はあなたを評価し、上位職への推薦をしてくれるかもしれません。
もしプログミング能力でお給料を上げたいと考える場合には転職しましょう。
転職が一番早いです。きちんとあなたのプログミング能力を評価してくれる会社を探しましょう。
なぜプログラマーなのに、プログラミングだけじゃダメなの？
高く売れないからです。
SIerではプログラマーは商品です。
SESを生業にしている会社は「特に」です。
正直言って、SIerではそこまでプログラミング能力が突出して高い人はそんなに多くはいらないのです。
まとめ役、リーダー役が居て、その下に若くて安いプログラマーが居ればそれでいいのです。
また、SIerが開発するシステムではいわゆる業務システムの開発が多く、そこまで高度な技術力は必要がないことが多いです。
残念ながら商品を「買う」側の会社に適切に技術力を評価できる人もいません。
そのため、「売る」側としては「リーダー出来ます」、「主任なんです」、「課長代理なんです」とかとか言って目に見える箔をつけたいわいですよね。
で、その人達に何が必要かというと「お客様とちゃんと話せて、それっぽく振る舞える人」です。
プログラミング能力ではありません。
まとめ
残念ながら日本のSIer界隈ではなかなかプログラミング能力が評価されないという話でした。
もちろん日本にもプログラミング能力を適切に評価して、それなりの対価を支払ってくれる会社はあると思います。
ただ、そこにたどり着くのは本当に至難の技だと思います。
技術力を磨いて、バリバリ稼ぐぜ！という方は早めにそのような会社をネットで探すことをおすすめします。
